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楽曲解説

マイノリティ・リポート #02

SHISHUNKILLING 楽曲解説

『SHISHUNKILLING』

この曲の意味は「思春期殺し」で、思春期真っ只中の男子と、元思春期の大人たちが、恥ずかしさや懐かしさ、そしてもどかしさで殺されるという曲である。
思春期の中でも特に最強の生命体とされるのがご存知、「中二病」を発症した中二男子であろう。当の本人にとっては全てがカッコ良く、大人になって振り返ってみれば全てが恥ずかしいという、日本人男性(海外もなのかな?)のほぼ全てに共通するであろう笑いだ。
なぜ当時は恥ずかしい事にならないのかって考えてみると、その時は同じ様なヤツが周りに大量発生しているからなんだと思う。
ワルぶったりカッコつけたりするんだけど、それってつまり自分も「イケてる」と思われる集団に入りたいと思っている訳で、どんだけルールを破ろうが、人様に迷惑をかけようが、実は中二病という名の共同体に守られたいと思っているという事。
結局どんな時代であれ、僕らの「他人と違う」という事に対する恐怖心は変わらないのである。従って、今大人になってこの曲を聴いて笑っちゃう人(自分も含め)も、現在笑えない何かの共同体に所属し、10年後に今の自分を笑っているんじゃないだろうか。
そんな風に、笑いながら笑えない自分を感じながら聴いてもらえたら、また違った楽しみ方ができると思うし、時間が経てば笑えるというユーモアの懐の深さも感じ取ってもらえたらなと思う。

また、この曲は「大人たち」と「思春期の若者たち」を「世の中」と「世の中のはみ出し者」という風に置き換えた、マジョリティに対するマイノリティのアンチテーゼという意味も込めている。
manmanって、思春期の少年なんじゃないだろうか。(笑) 
僕は思うが、思春期とは本当にカッコ悪いのだろうか。
今の僕らは彼らを笑える程にカッコイイんだろうか。
未来の自分を思春期時代の自分が見たらカッコイイと思うんだろうか。
一つだけわかる事は、今の自分が未来では恥ずかしいという事になってしまうならば、ひたすらに今をカッコイイと思って生きていくしかないって事だ。

若人よ、誰よりもカッコよく、そしてカッコ悪くあれ。ひたすらに思春期であれ!