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楽曲解説

マイノリティ・リポート #01

START JAM楽曲解説

『START JAM』

アルバム一曲目に置かれたこの曲は、BUCHIKUROの初作曲作品で、「ライブやアルバムの一曲目に相応しい曲」というコンセプトを持って作られた。なので各パートそれぞれにソロ演奏の箇所をがあって、manmanのメンバー紹介という面も兼ね備えている。この曲は決まり事も少なく、メンバーそれぞれがかなり自由に演奏しているので、その「羽根を伸ばしている感」も楽しんでもらえたらと思う。

歌詞に関してだが、別に特別面白い事は言ってないよね。(笑)
 まぁこの曲はそうなった理由があるので、そこを中心に述べていこうと思う。

まずこの曲は他の曲と決定的に違う所がある。それは楽器の「ソロ回し」的な構造を持っている所だ。近年のmanmanの曲はヴォーカルがメインの曲が多く、楽器のソロなどは曲中のアクセント的な役割を担う事が多い。それに対しこの曲は、ほぼ平等に各パートにメインになる場面があり、ヴォーカルも「ソロの一部」という位置付けだ。従っていつもの様にたくさん小説数が貰える訳ではないし、何か物語的なモノを歌って完結させるのも難しい。そういった点から、僕はこの曲の歌詞を書く時に、「自分のラップも楽器の一つ」というモチベーションを持って取り組んだ。なので歌詞の内容に特別な意味は持たせておらず、ラップの押韻など言葉の響きの方に重点を置いている。また、僕はトロンボーンのソロを演奏する時はさらっとしたモノが好きなので、ラップの方も割りと平坦なモノにしようと試みた。この曲のコンセプトを踏まえてのラップで重要だったのは、「どう面白くするか」や、「どんなおかしい内容を掘り下げるか」ではなく、「どう溶けこむか」であったのである。

manmanとしてはもしかしたら「らしくない」曲と思われるかもしれないが、僕がこういう位置付けで作詞したのにはもう一つ意味がある。それはこれから始まるアルバム全曲に対する「前フリ」である。初めて聴いた人が「manmanってこんなバンドなんだ~!」と思っていたら、次の曲から始まる最低でしょうもない地獄のmanmanワールド。manmanファンなら安心の2曲目以降。そういった裏切りの罠的な意味も含めてこの曲は作詞させていただいたので、そんな所も心に留めつつ聴いてもらえたらと思う。

この1曲目から先の世界へ触れてしまったあなた。CDはカラス避けにも非常に有効です。あと捨てる時はきちんと指定の日にゴミ捨て場へ持っていく様に。間違っても「騙された!」と怒りに任せてポイ捨てしちゃだダメよ。